ついに辛抱たまらなくなって「導きの星」4巻に手をつける。
まだ前半20%くらい。
今までバックグラウンドで進行していた話が一気に比重を増し、ついにアレがああなることによって、すでに神に等しい全能を得たかと思われた地球人類に危機が・・・!
と書くとえらく陳腐ですが。
本作の魅力は未来の地球人類も含めた登場人物たちの「異質さ」。
本作の基本軸であるところの、惑星オセアノに育まれる異星文化。
宇宙を又に法の目をかいくぐり暗躍する星間企業<スターストライダー>。
青春の肉体のまま数百年にわたって120億の地球人類を見守る統一国連議員たち。
アシモフの「ロボットたち」を思わせる人類のパートナーであり、その創造主たる人類にきわめて似ていながら、根本的なところに人類との差異を持つ目的人格<パーパソイド>。
そしてそれら「異質なものたち」の中に、感覚的には比較的われわれに近い主人公を配する妙味。
面白いです。小川一水を語るにあたって、欠くことのできない珠玉の一作となるであろうことは疑いありませんな。
私と直接会う手段のある人には1巻から貸すので(w、ぜひ読まれたし。
2003年12月08日
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